キリンの首の骨は何個あるの?

コハク
コハクあれほど長いキリンの首、骨はいくつあると思われますか?
30秒でわかる答え
コハク答えは、意外と身近な数ですのよ。

キリンの首の骨は、人間と同じ7個です。数が多いのではなく、1個1個の骨が最大約25センチと長いことで、あの長い首ができています。実は哺乳類の首の骨はほとんどが7個で、首の長さの違いは骨の数ではなく長さで生まれています。

長い首を交差させて立つ2頭のキリン
長い首を持つキリン。首の骨の数は人間と同じ7個です。写真:Luca Galuzzi (Lucag) / CC BY-SA 2.5 / ウィキメディア・コモンズ

首の骨は人間と同じ7個

キリンの首は長さが約2.4メートルにもなりますが、首の骨(頸椎)の数は人間と同じ7個です。クリーブランド動物園協会によると、キリンの首の骨は1個が最大で約25センチもあり、人間よりはるかに大きな骨がつながって長い首を作っています。

図:人間とキリンの首の骨(どちらも7個)
人間キリン7個7個数は同じ、長さがちがうキリンは1個が最大約25センチ

骨の大きさの比はおおよその目安です。

コハク
コハクわたくしたち人間の首と、骨の数は同じなのですね。

哺乳類はほとんどが7個

実は、首の骨が7個というのはキリンだけの特徴ではありません。東京大学の研究チームの論文によると、哺乳類の首の骨の数は、少なくとも2億年もの間7個のまま変わっていないとされます。首の短い動物も長い動物も、骨の数ではなく1個ずつの長さで首の長さが決まっています。

図:哺乳類の首の骨はほとんど7個
骨の数は同じ、長さがちがう首の短い動物首の長い動物どちらも首の骨は7個長さは1個ずつの骨で決まる哺乳類では少なくとも2億年、7個のまま

首のつけ根の骨が首のように動く

ただし、キリンには特別な工夫があります。同じ研究チームが調べたところ、首のすぐ下にある胸の骨(胸椎)の1番目が、ほかの胸の骨よりよく動き、首の骨のような役割をしていることが分かりました。ここが首を動かす支点になることで、頭が届く範囲が広がっていると考えられています。

長い首の使い道

長い首は、高い木の葉を食べたり、遠くの敵を見つけたりするのに役立つとされています。また、オス同士が首を振ってぶつけ合い、力くらべをする「ネッキング」という行動にも使われます。

もっと知りたい

  • キリンの首は重さもすごく、首全体で最大約270キログラムにもなるといわれています。
  • キリンは背が高く見晴らしがよいので、草原のほかの草食動物がキリンの様子を見て危険を察知することがあります。
コハク
コハクキリンの首の骨は7個。数ではなく、1個ずつの長さで、あの長い首ができているのですわ。

3択クイズで確かめよう

キリンの首の骨はいくつある?

答えを見る
  1. 7個
  2. 14個
  3. 30個

7個 人間と同じ7個です。数が多いのではなく、1個1個の骨が最大約25センチと長いので、首が長くなります。

参考資料

  1. Truth or Tail: Giraffe have more neck bones than a human.Cleveland Zoological Society(英語)
  2. Functional cervicothoracic boundary modified by anatomical shifts in the neck of giraffesRoyal Society Open Science(PubMed Central掲載、東京大学総合研究博物館ほか)(英語)

内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。