フラミンゴはなぜ片足で立つの?

実は、答えはひとつに決まっていませんの。分かっていることをお伝えしますね。理由ははっきり一つには決まっていません。寒い時や水の中で片足立ちが増えることから、体温を逃がさないためという説があります。また2017年の研究で、片足の姿勢なら筋肉をほとんど使わずに体重を支えられる仕組みがあることも示されました。

片足で眠ることもある
フラミンゴは、片足で長い時間立ち、そのまま眠ることもあります。なぜ片足なのかについてはいくつかの説があり、まだ一つには決まっていません。ここでは、研究で確かめられてきた主な考え方を紹介します。

体温を逃がさない説
アメリカの大学の研究者が動物園のカリブフラミンゴを観察したところ、片足で休む鳥の割合は、陸の上より水の中にいるときのほうが多く、気温が高くなるほど少なくなりました。水は体の熱をうばいやすいので、片足を体に引き寄せて、熱が逃げるのを減らしているという考え方です。
筋肉をほとんど使わない仕組み
2017年には、ジョージア工科大学とエモリー大学の研究で、亡くなったフラミンゴの体でも、片足の姿勢なら筋肉を使わずに体重を支えられることが分かりました。二本足の姿勢では支えられませんでした。生きた鳥も、目を閉じて片足で休むときは、体のゆれがとても小さかったそうです。
まだ研究が続いている
この結果から、片足立ちはエネルギーの節約になる可能性があると考えられていますが、直接確かめられたわけではありません。水温は関係しなかったという別の観察もあり、理由は一つではないのかもしれません。
もっと知りたい
- フラミンゴは片足で休むとき、左右どちらの足を使うかに好みがなく、両方の足を使い分けていました。
- 観察では、片足で休んだ後のほうが、両足で休んだ後よりも歩き出すまでに時間がかかりました。
- 片足の姿勢では、ひざが一方向には曲がりにくく、反対方向には動きやすい「つっかえ」のような仕組みで体が支えられています。

3択クイズで確かめよう
フラミンゴの片足立ちの理由で有力な説は?
答えを見る
- 敵を見張るため
- 足を交代で乾かすため
- 体温を逃がさないため
体温を逃がさないため 寒い時や水の中で片足立ちが増えるので、体温を逃がさないためという説があります。ただし理由は一つに決まっていません。
寒い時や水の中で片足立ちが増えるので、体温を逃がさないためという説があります。ただし理由は一つに決まっていません。
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- Mechanical evidence that flamingos can support their body on one leg with little active muscular forceBiology Letters(PubMed Central掲載)(英語)
- Why do flamingos stand on one leg?Zoo Biology(Wiley)(英語)
- Ask Smithsonian: Why Do Flamingos Stand on One Leg?Smithsonian Magazine(英語)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



