月は昼間にも見えるの?

コハク
コハク青空に、白いお月さまがぽっかり浮かんでいるのを見たことはありませんか?
30秒でわかる答え
コハク月が昼間にも見えるわけを、まずは30秒でお伝えしますね。

月は昼間にも見えます。月は自分では光らず、太陽の光をはね返して光っていますが、その明るさは昼の青空の中でも見えるほどです。NASAの科学者は、月は夜とほぼ同じくらいの時間を昼の空でも過ごしていると説明しています。見えるかどうかは、そのときの月の位置しだいです。

昼間の青空に浮かぶ、白い半月
昼の青空に見える半月。月は昼の空でも見えるほど明るく光っています。写真:Šarūnas Burdulis from USA / CC BY-SA 2.0 / ウィキメディア・コモンズ

星は見えないのに月は見える

昼間も、星は空から消えたわけではありません。空が明るすぎて、星の弱い光が見えなくなっているだけです。ところが月は、太陽の光をはね返して、昼の空の中でも見えるほど明るく光っています。そのため、空の見えやすい位置にあれば、昼でも夜でも見ることができます。

上弦は午後、下弦は午前

月が昼の空にいるかどうかは、そのときの月の形と関係があります。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、半月のうち上弦の月は昼ごろに昇って真夜中ごろに沈むので、午後の空で見つけやすい月です。反対に、下弦の月は真夜中ごろに昇って昼ごろに沈むので、午前の空で見つけやすくなります。

コハク
コハク上弦の月は午後、下弦の月は午前の空。時間を選べば、見つけやすくなるのですね。

満月の前後と新月のころ

満月の数日前には、日没前の東の空に、丸に近い月が昇ってくるのが見られます。満月の数日後には、日が昇ったあとの西の空に、沈んでいく月が残っています。一方、新月のころの月は太陽といっしょに昇り沈みしますが、光の当たっていない側が地球を向いているので、昼の空でも見えないのです。

図:昼の空で月を見つけやすい時間
上弦の月午後の空で見つけやすい下弦の月午前の空で見つけやすい満月の数日前日没前の東の空新月のころ昼の空でも見えない

時刻や方角のおおよその目安です。季節や住んでいる場所によって変わります。

毎日少しずつずれていく

月の形が変わっていくにつれて、月が沈む時刻は毎日およそ50分ずつ遅くなっていきます。また、月が見える時間は、季節や住んでいる場所によっても変わります。昼の月を探すときは、地域ごとの月の出・月の入りの時刻を確かめてから空を見上げると、見つけやすくなります。

もっと知りたい

  • 太陽系の中で、自分の光で輝いているのは太陽だけです。月も地球も、太陽の光に照らされて光って見えます。
  • 細い三日月のころ、月の暗い部分がうっすら見えることがあります。これは地球がはね返した太陽の光が月を照らしているもので、地球照(ちきゅうしょう)と呼ばれます。
コハク
コハク月は、昼の空の中でも見えるほど明るく光っています。空の見えやすい位置にあれば、昼でも見つけられるのですわ。

3択クイズで確かめよう

月は昼間の空にも見える?

答えを見る
  1. 夜しか見えない
  2. 見えることがある
  3. 満月の日だけ見える

見えることがある 月は太陽の光をはね返し、昼の青空の中でも見えるほど明るく光っています。見えるかどうかは、そのときの月の位置しだいです。

参考資料

  1. Moon PhasesNASA Science(英語)
  2. Episode 19: We Asked a NASA Scientist: Why Can You See the Moon During the Day?NASA(英語)
  3. Why can we sometimes see the moon during the day?Ask Dr. Universe, Washington State University(英語)

内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。