ホタルのおしりはなぜ光るの?

まずは30秒で、答えをお伝えしますわね。ホタルは、おなかの後ろの「発光器」で、ルシフェリンという物質と酸素を、ルシフェラーゼという酵素の助けで反応させて光ります。熱をほとんど出さない光です。成虫の多くは、種類ごとに決まった光り方で結婚相手を探します。幼虫も光り、もとは敵への警告だったと考えられています。

光るのは「おなか」の発光器
ホタルの光る部分は、「おしり」と呼ばれることが多いですが、正しくはおなか(腹部)の後ろのほうにある「発光器」です。体の裏側から見ると、白っぽく見える部分がそれにあたります。
熱をほとんど出さない光
発光器の中では、ルシフェリンという物質が、酸素と、ルシフェラーゼという酵素(反応を助けるたんぱく質)といっしょになって光を出します。この反応では熱がほとんど出ず、エネルギーのほぼすべてが光になります。白熱電球は、光になるのが約10%で、残りの約90%は熱になってしまうので、それと比べるととても効率のよい光です。色は黄緑が多いですが、青っぽい光や白っぽい光の種類もいます。

大人は結婚相手を探す合図
大人のホタルが光る大きな目的は、結婚相手を見つけることです。ホタルの種類ごとに光り方の型が決まっていて、暗い中でも同じ種類の仲間を見分けられます。多くの場合、オスが飛びながら光り、地面近くにいるメスが下から光って答えます。点めつする種類もいれば、光りつづける種類もいます。
幼虫も光る、もとは警告
光るのは大人だけではありません。世界で知られているホタルの幼虫は、すべて光ります。ホタルの光は、もともと「いやな物質を持っているから食べないで」と敵に知らせる警告として始まったと考えられています。大人の光にも、この警告の役目が残っているとみられています。ただし、大人のホタルの中には光らない種類もいます。
もっと知りたい
- ホタルは世界で2,000種をこえて見つかっていて、一生の大部分を幼虫として過ごします。幼虫の時期は1〜2年、大人になってからは3〜4週間ほどです。
- 幼虫は落ち葉の中でカタツムリやナメクジなどを食べて育ちます。そのため、落ち葉の多い場所はホタルが育つのに大切だとされています。
- アメリカには、たくさんのオスがいっせいに5〜8回光り、8秒ほど暗くなってからまた光る、という光り方をそろえるホタルがいます。

3択クイズで確かめよう
ホタルの光はどうやって生まれる?
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- 体の熱で光る
- 物質と酸素の反応で光る
- 光る細菌がすんでいる
物質と酸素の反応で光る 発光器の中で、ルシフェリンという物質が酸素と、酵素ルシフェラーゼの助けで反応して光ります。熱をほとんど出さない光です。
発光器の中で、ルシフェリンという物質が酸素と、酵素ルシフェラーゼの助けで反応して光ります。熱をほとんど出さない光です。
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- Fireflies - Great Smoky Mountains National ParkU.S. National Park Service(英語)
- Why Do Fireflies Light Up? And How Can I Bring More Fireflies to My Yard?NC State News (North Carolina State University)(英語)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



