寝ているのに話す「寝言」はなぜ出るの?

かぎは、眠りが乱れているかどうかですのよ。寝言は、眠りと目覚めが混ざったような状態で出やすいと考えられています。そのため、寝不足やストレス、時差ぼけ、お酒などで眠りが乱れると出やすくなるとされます。夢の中の会話が声に出ることもありますが、いつもそうとは限りません。多くの場合、体への害はほとんどないとされています。

寝言ってどんなもの?
寝言は、眠っている間に声を出して話すことです。はっきりした文で話したり、会話のように話したりすることもあれば、聞き取れないつぶやきやうなり声のこともあります。アメリカの医療機関クリーブランド・クリニックによると、およそ3人に2人が寝言を言うとされ、本人は、自分が話していたことに気づかないのがふつうです。
眠りが乱れると出やすい
寝言は、眠りの途中で起こる「睡眠時随伴症(パラソムニア)」の一つです。こうした現象は、眠りと目覚めが混ざったような状態だと考えられていて、眠りが乱れた時に出やすいとされます。きっかけとして、寝不足、時差ぼけ、ストレスや不安、お酒などがあげられています。
夢を話しているの?
寝言は、夢と関係していることもありますが、いつもそうとは限りません。夢の多くはレム睡眠という眠りの時に見られますが、寝言はレム睡眠でもノンレム睡眠でも、どの段階の眠りでも出ることがあります。
寝言の中身を調べた研究
フランスの研究チームは2017年の論文で、232人が眠っている間に話した883回の寝言を調べました。59%は、つぶやきや叫び声、笑い声など、言葉になっていないものでした。いちばん多く出た言葉は「ノー(いいえ)」でした。言葉になった寝言は、文法が起きている時の話し方とよく似ていて、相手の返事を待つような間まで空いていました。ただし、参加した人の多くは、眠りの病気がある人でした。

減らし方と、相談する目安
寝言を減らすには、毎日同じ時間に寝起きする、お酒を控えるなど、眠りの質をよくすることがすすめられています。大人になって急に寝言が始まった時や、強い恐怖、叫び声、暴れるような動きをともなう時は、睡眠の専門医に相談するよう案内されています。
クリーブランド・クリニックの案内より。
もっと知りたい
- 寝言は、英語では「ソムニロキー(somniloquy)」と呼ばれます。
- 2017年の研究では、男性のほうが女性より多く寝言を言っていました。
- 寝言を言う人は、言わない人に比べて、眠りの質がかなり低いとされています。

3択クイズで確かめよう
寝言が出やすくなるのは、どんな時?
答えを見る
- ぐっすり眠れている時
- 眠りが乱れている時
- 部屋がとても静かな時
眠りが乱れている時 寝言は眠りと目覚めが混ざったような状態で出やすく、寝不足やストレス、時差ぼけ、お酒などで眠りが乱れると出やすくなります。
寝言は眠りと目覚めが混ざったような状態で出やすく、寝不足やストレス、時差ぼけ、お酒などで眠りが乱れると出やすくなります。
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- Talking in Your Sleep? Here's What That Could MeanCleveland Clinic(クリーブランド・クリニック)(英語)
- What Does the Sleeping Brain Say? Syntax and Semantics of Sleep Talking in Healthy Subjects and in Parasomnia PatientsSleep(PubMed 掲載の査読論文、2017年)(英語)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



